ゆるく登って、自然と痩せる。そのために大切なのは「食べ方」
「登山ダイエット」と聞くと、きつい山道を何時間も歩く、というイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも私が続けているのは、標高300〜600m程度の低山を月に2〜3回、ゆっくり登るだけの“ゆる登山”です。
そんな軽めの登山でも、続けていると体が引き締まり、体重も自然と減っていくことに気づきました。
とはいえ、登山の効果を活かすも台無しにするも、実は「食べ方」次第なんです。
今回は、ゆる登山ダイエット中の食事のポイントと、リバウンドを防ぐ考え方について、私の体験をもとにご紹介します。
※この記事では「低山をゆるく登るスタイル(標高300〜600m前後)」を前提にした登山ダイエットを扱っています。がっつり登山ではなく、“自然を楽しみながら動く”感覚の運動でも効果は十分あります。
登山前後の食事がダイエット成果を左右する理由
登山は有酸素運動+筋肉を使う全身運動です。
低山であっても月に2〜3回ペースで登っていれば、3か月ほどで下半身の引き締まりや体重の変化を実感できます。
ただし、登山の後に毎回「ごほうび」としてたくさん食べてしまうと、せっかく消費したカロリーを超えてしまいがちです。
とはいえ、我慢しすぎもNG。
登山で消費した体力を回復するためには、ある程度しっかり食べることも大切。
むしろ、栄養が不足すると筋肉の回復が遅れ、翌日まで疲れが残ってしまうこともあります。
登山前のおすすめの食べ方
空腹での登山は危険。早朝でも何か食べよう
登山前に何も食べないと、エネルギー切れを起こしやすく、登り始めてすぐに体が重く感じることがあります。
私も早朝の低山登山の際、面倒だからと朝食を抜いたことがありますが、
途中から本当に体が動かなくなり、全然楽しめませんでした。
結果的に「今日は失敗だったな」と後悔することに。
登山は“楽しい”と感じてこそ続けられるものなので、空腹で登って辛くなると、モチベーションも下がってしまいます。
おにぎり、バナナ、ヨーグルト、プロテインなど、軽くてエネルギーになるものを少しでも口に入れてから登りましょう。
登山中は行動食でこまめに補給
低山であっても、1〜2時間歩けばエネルギーは消費されます。
干し芋、ナッツ、チョコなどの行動食を小分けにして持参し、
こまめに栄養と水分を補給しましょう。
登山後の食事は「ごほうび」より「体の回復重視」
美味しいからって食べすぎはリスク
登山後のご飯って、どうしてあんなに美味しく感じるのでしょう。
私もよく「今日は頑張ったから、ラーメン+スイーツでもいいよね」となりがちでした。
でも、これを毎回やっていると、オーバーカロリーになってリバウンドの原因になります。
せっかく登山で体を動かしても、意味がなくなってしまうんですよね。
登山後は「たんぱく質+炭水化物」が基本
筋肉の回復と体力のリカバリーには、たんぱく質と炭水化物のバランスが大切です。
私は普段からたんぱく質が不足しがちなので、プロテインを家に常備していて、
登山後には必ず1杯飲むようにしています。
そのおかげか、筋肉痛や疲れが残りにくくなったと感じています。
プロテインは筋トレだけでなく、登山のように筋肉を使う有酸素運動にも効果的です。
あわせておにぎりやうどんなど、炭水化物も適度に摂ることで、疲労がぐっと軽減されますよ。
リバウンドを防ぐには?登山に行けない時期の考え方
冬は登山頻度が落ちても大丈夫
札幌に住んでいる私の場合、冬でも低山に登りますが、やはり回数は減ります。
そのため、冬は少し体重が増えたように感じることもあります。
でも、1〜2kgの増加程度で、筋肉量が増えているからか見た目にはあまり気になりません。
無理な食事制限もしていません。
「また春になれば登るし」という前向きな気持ちがあるので、冬のゆるさもリバウンドにならずに済んでいます。
登山をやめないことが最大のリバウンド対策
一番怖いのは、登山をやめてしまうこと。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がり、食事量は変わらなくても太りやすくなります。
登る頻度が多少減っても、「続けること」を意識していれば、自然と体は戻ってくる。
登山ダイエットは、気楽に長く続けてこそ意味があると実感しています。
まとめ|食事も含めて「ゆる登山」を楽しもう
- 登山前は空腹を避けて、軽めでもいいのでしっかり食べよう
- 登山後は「体へのごほうび」として、たんぱく質+炭水化物を意識
- プロテインは登山にも効果的。筋肉と疲労回復をサポート
- 冬の登山頻度低下も気にしすぎなくてOK。「また登ろう」と思える習慣が大事
登山ダイエットは、がんばりすぎないことが成功の秘訣です。
まずは低山をゆるく登って、自然を楽しむことから始めてみてください。
きっと、無理なく続けられて、気づいたら体も軽くなっているはずです。
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