登山といえば、重い荷物を持って高い山に挑戦するイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、日常的な運動不足を解消し、体力を向上させる目的であれば、標高の低い山に定期的に登ることが効果的です。
低山に慣れてきたら縦走にチャレンジしてみましょう。詳しくはこちらの記事。
低山登山のメリット
- 無理なく継続できる
- 低山なら時間の確保がしやすく、気軽に登れる
- 急な斜面や危険箇所が少なく、初心者でも挑戦しやすい
- 体力づくりに適している
- 一定の距離を歩くことで持久力が向上
- 心肺機能を強化し、登山だけでなく日常生活でも疲れにくくなる
- 登山技術の向上
- 低山を継続することで登山に必要な基礎体力やバランス感覚が養われる
- 将来的に高山への挑戦も視野に入れられる
藻岩山で体力アップを目指す
札幌の低山の中でも人気のある藻岩山は、複数の登山ルートが整備されており、初心者にもおすすめの山です。今回紹介する「慈啓会病院前コース」は、往復2~3時間ほどで登ることができ、適度な運動量を確保できます。
登山時のポイント
- 早朝は駐車場が混雑しやすいため、余裕をもって到着する
- 夏場は気温が上がるため、水分補給をこまめに行う
- 休憩ポイントを活用し、無理のないペースで登る
無理せず、自分のペースを守る
登山は他人と競うものではなく、自分のペースを維持することが大切です。
- 高齢の登山者でも長年の経験によって体力がついているため、比較する必要はない
- 登山道には滑りやすい箇所や変則的な段差があるため、注意しながら歩く
また、登山道には倒木や動物の痕跡が見られることもあります。自然環境の変化を観察しながら歩くことで、新たな発見や楽しみを感じられるでしょう。
登山で感じる距離の違い
登山中、「あと1km」という表示があっても、山道では平地よりも長く感じることがあります。特に終盤は疲労が蓄積し、思ったよりも山頂が遠く感じられることが多いです。
そのため、
- 体力に余裕を持って登る
- 「あと少し」と焦らず、ペースを守る
ことが重要です。
山頂での休息と下山時の注意点
山頂では、軽食を取りながらしっかり休憩をしましょう。登山中に食べる食事は、いつもよりおいしく感じることが多く、登山の楽しみの一つになります。
下山時のポイント
- 疲労がたまっているため、足元の安全に注意する
- 滑りやすい箇所では慎重に歩く
- 植物や景色を楽しみながら下山すると、心のリフレッシュにもつながる
まとめ
低山登山は、運動不足解消や体力向上に効果的な手段です。
- 標高にこだわらず、定期的に登ることが大切
- 水分補給や休憩を意識し、無理のないペースで進む
- 自然を楽しみながら継続することで、体力も徐々についてくる
今後も継続的に登山を行いながら、無理のない範囲で体力向上を目指しましょう。
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