1. はじめに
登山を始めようと思っているけれど、「しっかりした装備がないと登れないのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。確かに登山用の装備は高価なものが多く、一度にそろえようとすると費用がかさみます。
私自身、登山を始めた際には特別な装備を買いそろえず、手持ちのもので挑戦しました。その実体験をもとに、最低限の装備で登山が可能なのか、実際に困ったことやその対策について紹介します。
「最低限の装備でも大丈夫!」と思っていた私ですが、実際に登ってみたらどうだったのか? これから登山を始める方に向けて、必要なもの・なくても大丈夫だったものを解説します。
2. 実際に登ったときの装備(最低限の装備リスト)
私は初めての登山で、新たな道具を何も買わずに、最寄りの標高311mの低山に登りました。そのときの装備は以下のとおりです。
- ウォーキングシューズ(普通の運動靴)
- リュック(登山用ではないため、ポケットが少なく使いづらかった)
- 普段の服装(動きやすいが登山用ではない)
- 最低限の飲み物(500mLのペットボトル1本)
- スマートフォン(登山アプリなし)
特別な装備はなく、普段の延長線上のような格好で登りました。
3. 実際に困ったこと&対策
実際に登ってみると、いくつか不便に感じた点がありました。
① リュックが使いにくい
問題点: ポケットが少なく、サイドに飲み物を入れる部分がないため、飲むたびにリュックを開ける必要があり不便だった。
対策: 収納力がある登山用リュックを購入予定(サイドポケットは必須)。
② 汗をかいたときの着替えがなかった
問題点: 登山のペースを考えずに歩いたため、大量に汗をかき、下山後に不快感があった。
対策: 速乾性のシャツ&タオルを持参。
③ 水分が足りなかった
問題点: 初心者は水分を多く消費しがち。持って行った500mLのペットボトル1本では足りなかった。
対策: 予備の500mLペットボトルを持ち歩く。
④ 休憩時に座る場所がなかった
問題点: 山頂のベンチが埋まっており、岩や地面に直接座るしかなかった。
対策: 折りたたみマットや軽量座布団を検討。
⑤ 道に迷いそうになった
問題点: 案内板のない分かれ道があり、どちらへ進めばよいのかわからなかった。
対策: YAMAPなどの登山用アプリをインストールし、登山地図とGPSを活用
4. 最低限の装備で登るメリット・デメリット
最低限の装備で登山をすることで、装備に無駄な出費をせずに済むというメリットがありますが、一方で不便さも感じました。
メリット:
デメリット:
登山初心者にとっては、最初から高価な装備をそろえるのではなく、少しずつ買い足していくのが賢い方法かもしれません。また、最近ではレンタル装備も充実しているため、実際に使ってみてから購入を検討するのもおすすめです。
5. 次に買うべきアイテムは?(今後の装備計画)
登山の回数を重ねるごとに、「これがあったほうが良い」と感じる装備が増えていきます。その中でも、次にそろえたいアイテムをリストアップしました。
- リュック(ポケットが多く収納力のあるもの)
- 速乾性の服(登山向けのウェア)
- ハイドレーション or 大容量のボトル(水分補給対策)
- 簡易座布団 or レジャーシート(休憩時の快適さアップ)
6. まとめ
私の実体験をもとに、最低限の装備で登山ができるのかをお伝えしました。
- 最低限の装備でも登山は可能だが、不便さはある。
- 快適さを考えると、少しずつ装備をそろえるのがおすすめ。
- 登るたびに「次はこうしよう」と改善していけばOK!
初めからすべてを完璧にそろえなくても大丈夫。まずは手持ちの装備で低山に挑戦し、自分に合った登山スタイルを見つけていきましょう!
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