登山初心者は目標時間を気にしなくていい理由【初心者登山14回目の登山・藻岩山】

藻岩山 一緒に学ぶ低山登山

2024年9月1日(日) 14回目の登山は藻岩山へ向かいました。藻岩山は5回目の挑戦となります。

わたしのような登山初心者は少し慣れてくると「目標時間」を設定したくなります。しかし、ここでは実体験をもとに目標時間を設定しない方がよい理由をお伝えします。

目標時間を設定してみた


これまでは土曜日に登り、日曜日は足を休めることにしてきました。
なぜならば、わたしは山に登ると48時間はふくらはぎのだるさが取れないからです。

しかし、前回藻岩山を登った際は、以前よりふくらはぎの回復がはやく、足の疲れが翌日に残らなくなりました。
そのため、今回は土曜日に時間がなかったので、日曜日に登ることにしました。

weak hiker
weak hiker

これまでは登山後のふくらはぎのだるさが辛かったんですが、低山登山を続けていたおかげで、だるさの回復が早くなりました。

今回の登山では、2時間以内で下山することを目標としました。しかし、無理をして体力がなくなりケガをしてはいけないので、気をつけて登ります。

  1. 2時間以内の下山を目標に設定
  2. ケガをして他の人に迷惑をかけないようにする

今回はリフトの跡地で休憩せず足を進めました。
ペースも一定の心拍数を保つように心がけました。あまり天気が良くないので足元注意です。

熱中症の可能性が高くなる

山の中は木々に囲まれているため涼しく感じますが、やはり気温が高いため山を登ると汗を多くかきます。水分補給に時間を取られますが、熱中症にならないためにこまめな水分補給が必要です。

目標時間にとらわれて水分補給を疎かにしてはいけません。

山で熱中症になると救助が必要になります。そして命にかかわる事になり兼ねません。目標時間を設定しても水分補給や休憩は絶対に必要です。

weak hiker
weak hiker

目標時間を設定することで水分補給の時間を削ることになりかねません。そうなると熱中症になる可能性がグッとたかくなります。

ちなみに、わたしは水分をとりながらも山頂まで1時間で到着しました。10分ほど休憩し、下山開始。
景色をみても何も感じないタイプの人間なので、頂上では靴紐の結びなおしとストレッチ。そして頂上の写真を撮るくらいです。

下山ではペースが上がるので足元に注意

目標時間を設定することで体力の消耗が少ない下山ではペースがあがります。

今回、わたしも下山では今までにない速いペースで下山しました。そして階段の板で足を滑らせ危うく転倒しそうになりました。目標時間のことを考えていると目の前の注意が散漫になってしまうのです。

さて、下山ではリフト跡地で少し休憩し、残りもは少しだけ速足で下りました。

そして駐車場に到着。今回は1時間50分。
そもそも、私の登山は時間を短くしたいわけではないのですが、この時間を目の当たりにすると体力そして脚力が増しているのかもしれません。

目標時間が不要な理由

今回の藻岩山では目標時間を設定して登りましたが、この試みは今回で最後にします。

体力をつけ、運動不足を解消するという点においては、登山の目標時間というのはよいのかもしれませんが、私のような運動不足でまともに登山が出来ない人の場合、目標時間を設定したことで無理をし、ケガをしてしまう可能性があります。目標時間の設定はまだまだ先のことだと思いました。

また、負荷が増えることで山に向かうことが億劫になってしまうかもしれません。

weak hiker
weak hiker

まずは人並みの体力をつけることを目標にします。
そのために、早く登るのではなく、たくさん登ることが重要です。

一般の人と同じもしくは、それ以上の体力がつくまでは、山に登る回数を増やす。そして登山の良さを理解することを目標にしていきたいと思います。

最後に

目標時間を設定することで自分の成長を感じられるかもしれませんが、それは運動不足ではない人にはよいかもしれません。私のような運動不足のデスクワーカーにはまず「山に向かう」ということを一番に考えるべきだと思います。

もっと楽な気持ちで、長続きできる登山を目指します。

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