2024年9月21日(土)2週間ぶり16回目の登山は藻岩山へ行ってきました。今回はついに登山中にエゾリスにであることができました。登山では非日常的な自然体験を味わうことができます。
三角山が再びの閉鎖
2024年9月13日から、再び三角山がヒグマ出没により登山道が閉鎖となりました。
私は今年5月から自宅から近い三角山から登山デビューし、その後も三角山メインで登り続けていましたが、前回の解除から1か月も経たずに閉鎖となりました。登山をはじめるまではヒグマの出没情報については全く関心がなかったため、今年の閉鎖が多いのか少ないのかわかりません。
親熊が捕獲されたというニュースはみたのですが、その子熊の姿が確認されたようですね。子熊といっても遭遇したら危険ですよね。
しかし、登山をはじめると身近な山にヒグマが生息しているということを実感します。それにしても、これは毎年のできごとなのでしょうか?登山をはじめてからは、ヒグマの出没や山菜取りで遭難するニュースにも耳を傾けるようになります。
閉鎖中でも一部の人は入山しているようですが、自己責任だとしても絶対にやめた方がいいと思います。
季節の変化を肌で感じる
今回の登山の開始時刻は13時を過ぎていましたが、慈啓会病院前から登る藻岩山であれば2時間程度で下山が可能です。※はじめて登ったころは3時間くらいかかっていました。
最近では日が暮れるのが早くなっているので、18時には暗くなっています。
暗くなるまえに帰宅がわたしの鉄則なので、登山開始時刻が15時を過ぎていたら中止した方がよさそうですね。
山には外灯がないので日が暮れると真っ暗になります。日が暮れる前に余裕をもった登山計画にしましょう。
これまでの登山では暑さに苦しめられていましたが、この時期の北海道は日中でも涼しく、とても過ごしやすい季節となりました。また、朝や夕方は少し冷え込んできていますので、これからの季節は登る際の服装に注意が必要になりそうです。
なお、今回の入山前の気温は18℃。下山の際に体を冷やさないように長袖シャツを1枚持参しました。
エゾリスとの出会い
これまで15回の低山登山を繰り返してきましたが、登山中「カサカサッ」という笹藪を通り抜けるような音が聞こえることがありました。いつもヒグマではないかとビクビクしています。
しかし、今回は周囲を見渡すと木の上をあるく一匹の小動物がいました。
はじめは小動物が何なのかわかりませんでしたが、木の上にピタッと止まった動物はリスでした。
後で調べると藻岩山にはエゾリスが多く生息しているとのことです。
野生のリスが目の前にいるなんて嬉しかったです。本当に目を疑ってしまいました。動きが速くて写真を撮るのが難しかったです。
せっかくなのでスマホで写真を撮ろうと用意をしているとリスは木から木へ素早く動き回ります。
ピントは全然あっていませんが、登山ではじめてであった動物の写真を撮ることができました。
それにしても、動物園以外でリスを見るのははじめてだったので、すこし興奮しました。
その後の山中でも物音がすると周囲を見渡しましたが、リスに出会うことはありませんでした。
藻岩山のような低山でもエゾリスに出会うことができたので、これからの登山にひとつ楽しみが増えました。
肌で寒暖差を感じる
少し休んでいると、登っている時に汗をかいていたせいか、体が冷えてきました。山頂の気温はわかりませんが、刻一刻と気温が下がっている感じがしたため、用意していた上着を着て下山しました。
いままでの夏の登山では寒さなんか感じたことはありませんでしたが、北海道ではこの時期から急に寒くなるので防寒対策も考えなければなりませんね。
下山ではあまり体温があがらないので、上着を持って行って正解でした。
北海道では低山だからといっても9月からは防寒対策が必要です。
わたしは今年から登山をはじめたので防寒対策については全く知識がありません。そのため荷物は多くなってもできるだけ体温を下げないように重ね着の準備をしていきたいと思います。
最後に
今回で登山をはじめて16回目となりました。
これまでは長年の運動不足のため、ただ辛いだけの登山でしたが、多少は体力に余裕ができはじめました。そのため無理のないペースでも往復1時間50分程度で下山できるようになりました。
また、はじめてエゾリスの写真も撮影することができたことはとてもうれしい出来事でした。
写真やカメラには興味はないのですが、少しずつ季節の変化や出会った動物なんかも写真に残していけたらと思います。
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