はじめての登山で見えた運動不足の現実

三角山 一緒に学ぶ低山登山

わたしは40代の運動不足のサラリーマンです。20年以上、車通勤でデスクワークを続け、その間一切の運動をしてきませんでした。この運動不足を解消するため低山登山へ挑戦することにしました。

2024年5月11日(土)ついに、初登山に行ってきました。
運動不足の人が初登山に行くとどうなるのか、実体験とレポートしたいと思います。

感想としては良くも悪くも「思っていたのと違った」というのが正直な感想です。

すこし緊張する山の入り口

weak hiker
weak hiker

なんだか場違いなところに来てしまった感覚になりましたが、せっかく来たので周りの目は気にせず、さっさとの登ってしまいましょう。

当日の午前は子供の習い事の送迎や買い物などがあり、自宅を出発したのは14:00ころでした。登山口は駐車場のある「山の手入口」で、自宅から車で約5分の距離です。

準備していた服装とリュックに水筒(麦茶入り)と軍手を入れ、帽子をかぶり、ウォーキングシューズを履いて自宅を出発。妻は「怪しい人にしか見えない」と言っていましたが、山には知り合いもいないので気にせず、登山を開始しました。

14:10ころ、山の手登山口の駐車場に到着。駐車スペースには20台ほどの車が停まっており、空きは2、3台程度でした。この車の台数以上の人々が山に登っていると思うと、どこか「行ってはいけない場所」に来たような錯覚を覚えました。

ヒグマ注意の看板が目印になっており、山への入り口はすぐに分かりました。入口には登山ルートの案内図が掲示されており、しっかりと確認しました。

最短距離で登って下るルートに決定

三角山登りルート
三角山案内図(赤線は登りルート)

初めての登山ということで、今回は最短ルートの[3]→[4]→[6]→[7]を目指すことに決めました。
一応、妻にLINEで「これから登ります」と連絡してから入山しました。

三角山入口の風景
三角山 山の手入り口

入山してすぐに、下山中の登山者とすれ違い、「こんにちは」と挨拶を交わしました。登山では挨拶をするのだと実感しました。

この山は初心者向けということで、最初は緩やかな登り道が続き、思ったよりも余裕がありました。しかし、その余裕も長くは続かず、心臓がバクバクし始め、体が熱くなり、汗がダラダラと流れました。

登り始めてすぐに疲労困憊

しばらく歩いたところで、「こぶし平」というベンチのある場所に到着。ここまででかなり疲れてしまいました。妻に登山道の写真をLINEで送り、一息つきました。

こぶし平
こぶし平で休憩しながらの写真

しかし、スマホで時間を確認すると、登り始めてからわずか7分しか経っていないことに驚きました。自分の体力のなさを痛感しました。麦茶を飲んで少し休憩し、ゆっくりと再び歩き始めました。

休むことを恥じず、こまめな休憩を意識しました

最短ルートの「四の坂」から「八の坂」までは、これまでの緩やかな坂道とは違い、急な階段が続きました。ここで初めて「山を登っている」という感覚が芽生えた気がしました。

地図上では短い距離に見えましたが、50歩歩いては休み、また50歩歩いては休むというペースでないと登れませんでした。ようやく「八の坂」を登り終える頃には、足の疲労がピークに達していました。それでも、特に痛みがあるわけではなく、少し長めの休憩を取ってから山頂を目指しました。

weak hiker
weak hiker

私の運動不足は誰にも負けないのではないかと思います。びっくりするくらいすぐに疲れました。たぶん山の中でいちばん体力のない人でしたね。

この先は比較的緩やかな道が続きましたが、これまでの疲れが溜まっていたため、ゆっくりと進みました。事前に調べていた通り、東屋が見えてきたので山頂が近いことが分かり、少しホッとしました。

そして頂へ(感動より疲労が勝る)

休みながら最後の階段を登り、ようやく山頂に到達しました。山頂には3名の登山者がいましたが、ベンチが空いていたので座ることができました。天気も良く、札幌市外を一望できましたが、疲労がピークに達していたため、感動よりもただ疲れを感じていました。

三角山山頂からの風景
三角山からの景色

なぜか山頂で休んでいても落ち着かず、20分ほどで下山を決意。汗も引き、呼吸も整ってきたので、元気に下山を始めました。

三角山下りルート
下りルート

下山も最短ルートを選びました。足取りも軽やかで、八の坂の急な下りも慎重に進みながら、徐々に周りの景色を楽しむ余裕が出てきました。(登っているときは、ほとんど斜め下ばかりを見ていました)

登りと同じ道を下っているはずなのに、どこか見覚えのない道を通っている気がしましたが、無事に山の手入口に到着。その後、車で自宅に戻り、初めての登山を無事に終えることができました。

weak hiker
weak hiker

ケガをせず無事に帰ってきたので目標達成!

疲れすぎて山道の景色なんかはまったく覚えてません!

今回の登山の感想については、改めて別の記事に書きたいと思います。

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