40代半ばの中年おじさんが、山に登る決意をしました。
デスクワークによる20年以上の運動不足
運動不足だという自覚はあるんですけど、それで困ったことがなかったので特に運動していませんでした。
私は普通のサラリーマンです。車で通勤し、デスクワークのため会社に着いたらトイレ以外、ほとんど席を立つことはなく1日の歩数は恐らく500歩未満だと思います。
休日も特に運動をすることはありません。体を動かすことと言えば家の掃除や、洗車、草むしりくらいです。
運動が得意なわけでもなく、好きでもありません。
そのため完璧な運動不足の生活を20年ほど続けてきたわけですが、特に体に異常はありませんでした。
突然起きた体調の異変
2024年になって間もなく、わたしの体に以下のようないくつかの異変が生じました。
うまく表現できないのですが自覚症状は「頭は疲れているけど、体は疲れていない」感じがしました。
これまで経験したことのない体のだるさだったので何かの病気では?と思いました。
そのうち良くなるだろうと思っていましたが、状況はどんどん悪化しました。頭の疲れが取れないせいか、会議や難しい話をすると、頭がうまく追い付かないような感覚になってしまいました。
最初は年齢のせいにしていましたが、内心では何とか改善したいと思い、解決策を探していました。しかし、なかなかその方法を見つけることができませんでした。
山に登るきっかけ
ある日、私と同年代の近所の方が登山に行ってきたというお話を聞きました。
その時は「へー、そうなんだー。」と思い、まるで関心がありませんでした。
せっかくの休日に登山なんかしたら疲れて休み明けの仕事に影響するんじゃないの?
休みの日は「仕事のため」に休みましょうよ!と思ってました。
なぜならば、大変失礼な言い方をすると、山を登るという行為自体、私には時間の無駄と考えていたからです。
しかし、その後も数日間、「山に登る」という言葉が頭の隅に残り続けました。
ある日、ふと、山に登って体が疲れれば、今、私が置かれている頭だけが疲れている状態が改善するのでは?という考えが産まれました。
何でもいいからクタクタに疲れて泥のように眠れば体調がよくなるかも!
私が山に登る動機は体を疲れさせるというものであり、決して山のきれいな空気が吸いたいとか、鳥のさえずりを聞きたい、非日常を味わいたいというものではないのでした。
そして、この登山がいつまで続くかわかりませんが、まずは行動を起こさなければ何も変わらないと思い、難しいことは考えず早く準備して山に向かうことにしました。
せっかくの機会ですので、体力に自信のない中年サラリーマンが山登りに挑戦した記録を残していきたいと思います。これから登山を始めてみようと思っている方の参考になれば幸いです。
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